2014年3月11日火曜日

『100歳まで自分の歯を残す4の方法』読みました。

こんにちは。

少し前に読んだ本ですが、とてもよかったので。



とにかくイラストが可愛いんです♪
そして楽しくて読みやすい!
さらには、噛みしめる(食いしばる)癖がある私には
本当に参考になる本でした。

「歯を離せシール」や「歯磨きポスター」の付録も、
とてもいいですね〜。
歯に関する本というと、難しいことが書いてあって。。。
と身構えてしまいそうですが、
本当に読みやすく分かりやすい本でした。情報も満載です。

この本は、

無意識のうちに上下の歯をつける上下歯列接触癖
Tooth Contacting Habit=TCH の普及と啓蒙が目的とのこと。

噛み締めや食いしばりは、自分がそうなのもあって
知っていましたが、TCHというものは初めて聞きました。
しかも、力を入れるのではなくて、「歯をつける」だけなんですね。

TCHの癖が、どれだけ虫歯や歯周病を悪化させるか、
ということにも詳しく触れた上で、
自分の歯を残すための4つの習慣が書いてあり、
それが章立てになって、詳しい説明があります。

歯の接触時間を減らす
砂糖を極力とらない
1日1回正しい歯磨きをする
3ヵ月に1回歯周病管理のために歯科医院に通う

1つ1つの習慣に対する説明がとても細かく、
これなら自分にも取り入れられそうだと思いました。
歯磨きについても、道具の選び方はもちろん、
一筆書きのように磨くといい、と磨く順番から、
それぞれの部分ごとの磨き方のコツ、プラークのたまりやすい場所など
本文中もそうですし、巻末に付録として大きな表にまとめられていて、
これを見ながら歯磨きをすれば正しく磨けそうです。

もう、至れり尽くせり、という感じです。
患者側も最低限の知識を持つべきだ、ということで、
「これだけは知っておこう」というミニコラムも多数。
とても分かりやすいです。そして具体的。

人工の歯は一生のものではなく、自分の歯がどれだけ大事か、
自分の歯をできるだけ残すためには具体的に何をすればいいか。

「一番大事なのは歯科医院選び」という章もありますが、
私の場合は、いい歯医者さんに出会えたからこそ、
自分の歯について真剣に考えるようになれたわけですが、
こういう分かりやすい本を読んで、私たちも情報を得て知識をつけ、
できるだけ歯を残す方向で治療してくれる歯医者さんを見つけ、
コミュニケーションを取りながら治療していきたいものですね。

私のように、虫歯もあり、歯周病の治療もしていて、
さらに食いしばりや噛み締めなんかもある人にはピッタリ。
ぜひぜひ1度読んでみてほしい本です。

「歯、離してる?」

頑張ります。

読んでいただきありがとうございます。

とろん

0 件のコメント:

コメントを投稿